2021.02.02
プラスチックフリーとは?ギフトにもおすすめの人気アイテムを紹介|まおさんちのエコ育と省エネ実践ノート おうち時間が増えた2020年、自宅で使うものによりこだわりたいと思うようになり、プラスチックフリー生活に興味を持ちました。この記事では、プラスチックフリーの概要やメリット、プレゼントにもおすすめのプラスチックフリーアイテムを紹介します。
プラスチックフリーとは
プラスチックフリーのメリット
プラスチックフリーのデメリット
プラスチックフリーのために手軽にできる行動とは?
ギフトにも最適!プラスチックフリー初心者におすすめのアイテム
安いとか可愛いとか流行りにとらわれずに、自分がこだわったものを持っているって、すごく気持ちがいいなと最近実感しています♪
プラスチックフリーとは、「プラスチックを使わない」ことを指し、「プラなし」や「脱プラ」、「ノープラ」などと言われます。マイクロプラスチックによる海洋プラスチックごみ問題を起点として、プラスチックを減らそうという動きは世界的に広がっています。(海洋プラスチックごみ問題についてはこちらの記事をご覧ください。)
ここでは個人がプラスチックフリーを取り入れたときのメリットをエコママ目線でまとめてました。 ・ごみ出しが楽になる ペットボトルやプラスチックのごみ回収日まで他のごみと分けて保管したり、分別してスーパーに持っていかなくてよくなったりするのはかなり快適です。かさばるし洗って乾かさないといけないしでけっこう手間だったりします。 ・環境にいいことをしている実感がある 脱プラ製品を使うことで、環境を守る取り組みをしていると実感でき意識を高められるのはメリットといえるでしょう。もっとプラスチックを減らせないかと周りに目が向くようになります。 ・自分の持ち物に愛着がわく マイボトルやマイストローなど、使い捨てプラスチックをやめることで自分専用のアイテムを長く使うことになります。最初こそ毎回洗うのが面倒と思うこともありましたが、おしゃれなデザインのものが増えてきて愛着がわくようになりました。
プラスチックにはメリットも多いため、プラスチックフリーにより考えうるデメリットをまとめました。 ・廃棄物の総重量が増える可能性がある プラスチックは軽いので、ガラスや紙に代わることで使えなくなった時に廃棄物の重量は増える可能性があります。 ・組み合わせによっては劣化しやすくなる プラスチックは薬品や酢などにより錆びたり腐食したりしないので、代用することで内容物や容器が劣化してしまう可能性もあるでしょう。 ・割高になりやすい プラスチックは軽くて加工しやすく大量生産に適しているため、低コストで製品を作ることができます。プラスチックをやめると容器代のコストが上がり、品物の代金が高くなることが予想されます。
量り売りは容器に入れてもらう体験が普通の買い物より特別感があるのか、子どもも大好きなお買い物イベントの一つです
私たちが日々の生活を送る中で、プラスチックフリーにつながる行動にはどんなものがあるのか紹介します。ひょっとしたら意識していなくても、もうプラなし生活を始めているかもしれませんよ♪ ・レジ袋をもらわないようにする すでに多くの方が行っているでしょうが、レジ袋をもらわないでマイバッグを持参することは十分プラスチックフリー生活です。もう皆さんの日常はプラスチックフリーに足を踏み入れているのです! ・バラ売りの野菜を買う プラ袋に入ったものでなく、バラ売りの野菜を買いましょう。もちろん箱買いでダンボールに入った野菜を買っている方も該当します。 ・量り売りの商品を買う 最近はワインやお菓子、味噌や乾物といった食品から洗剤まで、量り売りで変える商品が増えてきました。容器を再利用でき、持ち込み容器分だけ割引してくれたりもするのでお得に利用できます。 ・調味料はなるべく瓶に入ったものを選ぶ オリーブオイルなど、調味料もプラスチックのものより瓶に入ったものを選びましょう。 ・マイボトルを持ち歩く 外出先でついついペットボトルの飲み物を買いがちですが、ステンレス製のマイボトルは保温性が高く夏や冬にも快適なのでぜひ持ち歩くようにしましょう。
わたしが実際に私生活に取り入れているものを紹介します。
それではプラスチックフリーを始めてみたい!という方に向けて、親子で手軽に導入しやすいおすすめアイテムを紹介します。おしゃれなデザインも多く、ギフトにも活用できるのでぜひ参考にしてください。 ・シャンプーバー(固形シャンプー) プラスチックのボトルを使わないシャンプーバー。見た目も可愛く種類も豊富で、竹素材などの石鹸置きとあわせてプレゼントするのがおすすめです。多くのブランドから販売されており、香りや見た目、ブランドの環境に対する理念など好みで選びやすいのでいろいろ集めてみたくなります。 ・歯ブラシ プラスチックフリーの歯ブラシは多くあり、持ち手が竹でできている歯ブラシや、毛の部分が馬毛や豚毛でできているものが見受けられます。おすすめは馬毛歯ブラシ。耐久性があり、なんと半年持つものもあるそうで、私は柔らかくて気持ちのいい感触にすっかりやみつきになってしまいました。しかし、動物の毛を使っているので、きちんと背景を調べて購入したいものですね。 ・歯磨き粉 歯ブラシとあわせて歯磨き粉も一緒にプレゼントしたいですね!わたしのおすすめは歯磨き用タブレット。歯で砕いて水で濡らした歯ブラシで磨くだけなので、歯磨き粉が減ってきたときにチューブを絞るといった手間がなく、使っていても快適です。 ・コスメアイテム 化粧品やコスメ用品にもプラスチックフリーのものは多くあります。わたしのおすすめは好みや肌質に左右されないメイクブラシ。持ち手が木製や竹製で、複数本セットで揃えるととてもオシャレです。 ・マイボトル 性別を選ばずギフトに最適なマイボトル。私のお気に入りのプラスチックフリーのマイボトルは、この記事の最初の画像に写っている「クリーンカンティーン」です。オールステンレスでできており、フタは竹製!周りに差をつけるおしゃれアイテムとしても自信をもっておすすめできます。 プラスチックにも十分メリットがあり、プラスチックが悪なわけではありません。むしろプラスチックをやめることにより、逆に資材を加工したり商品を運んだりする費用が増してしまうといった課題もあります。正確に環境負荷の少ないものを一般人が選び出すのは非常に難しいところではありますが、私たちにできることは、「環境のことを考えて作られた製品を自分の手で選び、気に入って長く使い続けること」だと考えています。 皆さんもご自身で気に入ったブランドを見つけて、ごみを減らす意識を強めてみませんか?こだわりの品はプレゼントにもきっとぴったりです。 【参考】 ・プラスチックを使用するメリットはなんですか? _ ゼビオプラスト株式会社 http://www.xepla.co.jp/merit/ ・klean kanteen(クリーンカンティーン)公式サイト – Klean Kanteen Japan https://www.kleankanteen.jp/
ママモデル、ライター、Webディレクター、宅建士など幅広く活動している一児の母。東京都在住。出産を機に、親子で学べる環境教育、暮らしに役立つ省エネやエコアクション、SDGsに関する情報発信をしている。省エネ・脱炭素エキスパート検定【家庭分野】取得。「わかりやすく、親子で楽しめる」をモットーに、SNSや企業サイトで執筆活動中。 https://www.instagram.com/mao.chiffonxchiffon/
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