行き先は、デンマークのロラン島と、ドイツのハンブルク。

デンマーク南部のバルト海に浮かぶロラン島。 面積はおよそ1,200平方km、人口は約6～7万人ほどこの島では、島内で使用する電力の5倍を風力発電で生み出しており、”自然エネルギーで収益を生む風車の島”として世界的に知られています。 造船業の衰退で一時期失業率40%にも達したこの島は、1998年、新しいビジョンを持った市議会議員の就任を機に、市民も立ち上がり、”エネルギーと環境の分野において最も持続的な自治体”を目指し始めます。 そして今日、エネルギー分野で年間300億円の売上を誇るまでに！ 中でもその50％強は農家の発電事業とのこと。 彼らは自分の農地に風車を設置し、農作物が不作の時は創ったエネルギーで収入を賄っているのです。 高い空にどこまでも続く広大な土地、至る所に見える風車はロラン島での生活の源となっています。とても素敵な光景でした！