2020.06.16
環境新聞 × ジョシエネラボ コラム 季節から見つけるエコ
エアコンを上手に使ってエコ夏!
フィルターは重曹水で洗えばさらにエコ!
ー「お財布にも優しい」取り組みをー 長い梅雨が終わり、「やっとお外で遊べる!」と思ったら、こんどは猛暑。わが家の1歳児もごきげんななめの様子ですが、汗まみれになるし、熱中症もこわい!しばらく家遊びの日々が続きそうです。 とはいえ、気になるのがエアコンの電気代。経済産業省資源エネルギー庁の調査によると、家庭における機器別の電気使用量は、 1位 冷蔵庫 2位 照明機器 3位 テレビ 4位 エアコン の順に多く、全体の約4割を占めます。 これだけ見ると「エアコン、あんがい低いね」と思うかもしれませんが、夏季と冬季に一気にはね上がります。だからこそ他の機器以上に、使い方次第で省エネにつながる家電なのです。 そもそもエアコンの冷房は、どうやって室温を下げているのでしょう。調べてみたら案外単純な仕組み。気化熱で周囲の空気を冷やし、同時にポンプで室内の熱を排出するのです。いったん冷たい空気を作ってしまえば、あとは熱を室外に排出するだけ。冷房をオンにする瞬間は室外と設定温度の差が大きいため、消費電力が最もかかるというわけです。 ダイキンの実験結果によると「エアコンを切るよりもつけっぱなしにした方がお得になる時間(設定温度26度)」は次の通り。 ・ 日中9〜18時は35分以内 ・ 夜間18〜23時は18分以内 主婦の感覚だと「スーパーへの買い物にはつけたまま。夕方子どもを公園で遊ばせるなら消してから」が目安になりそう。 他にも次のような方法で設定温度や排熱を抑えることができます。 ・ サーキュレーターの併用 ・ 窓の断熱、カーテンの使用 ・ エアコン、室外機のこまめな掃除 ・ 省エネ仕様のエアコンへ買い替え 地球全体を考えて行動するのは難しいですが、お財布にも優しい取り組みなら続けられるはず。 ピークタイムを外せばヒートアイランド対策にもなります。図書館や児童館に行けば、そのぶん消費電力を抑えられるし、これもひとつのエコなのかも。明日はおでかけしようかな!
主婦ライター 石井りえ 環境新聞 2019年8月21日号より転載 環境新聞Facebook https://www.facebook.com/kankyoshimbun
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